わたしが帽子づくりを好きになった理由
私が帽子教室に入学したのは、1999年のこと。
きっかけは、平田暁夫先生の本との出会いでした。
平田暁夫先生は、皇室の方々の帽子やパリコレのコレクションを手がける、日本を代表する世界的なデザイナー。
本に並ぶ帽子は、ただ美しいだけでなく、「ウットリ」という言葉がぴったりの、ため息の出るようなエレガントさでした。

その頃の私は、ミシンすら持っていないほど、お裁縫とは無縁。
それでもなぜか、
「こんな帽子が作れるようになるかもしれない」
そう思ってしまったのです。
あまりの美しさに吸い寄せられるようにして、帽子作りの世界に飛び込みました。
■ 下手でも楽しかった理由
高校生以来のミシンは、もちろん悪戦苦闘。
失敗ばかりで、縫い目もガタガタだったと思います。
でも、教室には 18歳から70代まで、
洋裁のプロとして活躍している人、これからプロを目指す人、
そして私のように趣味で始めたい主婦まで、本当にいろいろな人がいました。
みんな違って、みんな個性的。
そのおかげで、誰かと比べる気持ちが起こりませんでした。
だからこそ、
下手っぴでも少しずつ形になっていく帽子づくりが、ただただ楽しかったのです^^
■ そしてもうひとつの理由。「褒められたこと」
帽子って、手作りをするイメージがあまりないせいか、
「この帽子、手作りなんだよ」と言うと、
驚かれたり、「すごい!」と言ってもらえることが多かったんです。
大人になると、褒められることって本当に減りますよね。
しかも当時の私は専業主婦。家族もなかなか褒めてくれない。
それ以外の人に褒められる機会なんて、ほとんどありませんでした。
だからその「すごいね」の一言は、
たとえお世話だったとしても、私にとっては 小さな自信 になりました。
■ “帽子作りで自信と笑顔を”の原点
シンプリンが大切にしている
「帽子作りで自信と笑顔を」
という言葉。
それは、誰よりもまず 私自身 が感じてきたことです。
迷った時はいつもこの言葉を思い出します。
だからこそ、帽子教室に来てくださった方や、
型紙をご購入くださった方から、
- 友達に「すごいね!」と言われました
- 家族が褒めてくれました
そんなご報告をいただくと、本当にうれしくなります。


■ 日常の中の“小さな喜び”としての帽子
帽子は、お洋服や靴と違って、なくても困らないもの。
だからこそ、
日常の中の小さな喜びになってほしい です。
帽子づくりの時間が、心がふっとほどける瞬間になりますように。
そして「私もできた!」が、あなたのと小さな自信となりますように。

初心者の方にとっても、
帽子づくりが大好きな方にとっても、
シンプリンがいつもそばで寄り添える場所でありたいと思っています。
小さな“できた”が、あなたの毎日に笑顔を運んでくれますように。




